不眠・睡眠の質の低下
目次
不眠・睡眠の質の低下の原因と改善方法
不眠・睡眠の質の低下とは？
「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝スッキリしない」などの睡眠の悩みは、単なる疲れやストレスだけでなく、自律神経の乱れや脳の機能低下が関係していることが多い です。
主な症状
- 布団に入ってもなかなか眠れない（入眠障害）
- 夜中に何度も目が覚める（中途覚醒）
- 朝早くに目が覚めてしまう（早朝覚醒）
- 十分な時間眠っても疲れが取れない（熟眠障害）
- 日中に強い眠気があり、集中力が続かない
- ストレスや緊張が強く、リラックスできない
不眠の原因（カイロプラクティック・オステオパシーの視点）
カイロプラクティックの視点
カイロプラクティックでは、首（頸椎）や脊椎の歪みが自律神経に影響を与え、睡眠の質を低下させる と考えます。
- 頸椎（C1・C2）の歪みが交感神経を過剰に刺激し、リラックスできなくなる
- 脊椎のアライメントが乱れると、呼吸が浅くなり、眠りが浅くなる
- 骨盤の歪みが全身の緊張を引き起こし、快眠を妨げる
➡ カイロプラクティックのアジャストメントにより、神経のバランスを整え、深い睡眠をサポート。
オステオパシーの視点
オステオパシーでは、筋膜や神経の緊張が、睡眠のリズムを乱す要因になる と考えます。
- 頭蓋骨のわずかな歪みが、脳脊髄液の流れを阻害し、眠りの質を低下させる
- 胸郭（胸まわり）の動きが制限されると、呼吸が浅くなり、酸素供給が不足する
- 筋膜の緊張が交感神経を刺激し、睡眠の導入を妨げる
➡ オステオパシー施術により、筋膜・神経の緊張を解放し、快眠しやすい状態に導く。
トリガーポイントの影響
不眠の背景には、特定の筋肉のトリガーポイント（慢性的な筋肉の硬直）が影響している ことも。
- 後頭下筋群の緊張が頭痛や不眠の原因となる
- 肩や首の筋肉の過緊張が、寝るときの違和感や痛みを引き起こす
- 呼吸筋のトリガーポイントがあると、酸素不足になり眠りが浅くなる
➡ トリガーポイント療法で筋肉の緊張を緩め、リラックスしやすい状態をつくる。
一般的な対処法とその違い
医療機関での対応（整形外科・心療内科）
- 睡眠薬やリラックス効果のある薬の処方
- 生活習慣のアドバイス
- 精神的なストレスのケア
→ 対症療法が中心で、薬に頼らない自然な改善が難しい場合も。
接骨院・整体での対応
- 肩や首のマッサージ
- 呼吸を整えるストレッチ指導
→ 筋肉の緊張は一時的に和らぐが、神経バランスの調整には不十分なことが多い。
頭蓋療法クレニオセラピーによるアプローチ
当院では、不眠・睡眠の質の低下に対し、カイロプラクティック・オステオパシー・トリガーポイント療法・頭蓋療法クレニオセラピーを組み合わせた施術 を行います。
- 頸椎・脊椎の調整と神経バランスの回復（カイロプラクティック）
- 首の歪みを整え、交感神経と副交感神経のバランスを正常化
- 脊椎全体のアライメントを調整し、リラックスしやすい状態をつくる
- 筋膜リリースとトリガーポイント療法（オステオパシー）
- 頭蓋や首周りの筋膜の緊張を解消
- 呼吸に関わる筋肉のトリガーポイントを緩め、酸素供給を改善
- 呼吸と神経系の調整
- 胸郭の可動性を高め、深い呼吸を促進
- 自律神経のバランスを整え、眠りにつきやすい状態をつくる
- 頭蓋仙骨療法による神経調整
- 頭蓋骨の微細な調整で、脳脊髄液の流れを改善
- 副交感神経を優位にし、自然に深い眠りへ導く
➡ 「睡眠障害の基礎知識」を詳しく知りたい方は → 睡眠障害とは？（基礎知識編）こちら
まとめ
不眠・睡眠の質の低下は、単なるストレスや疲れではなく、神経・筋膜・呼吸のバランスが深く関係しています。カイロプラクティック・オステオパシー・頭蓋療法クレニオセラピーを組み合わせ、根本から改善を目指して、薬に頼らず、自然に眠れる体を取り戻すアプローチを提供します。
「なかなか眠れない」「朝スッキリしない」そんな方は、ぜひご相談ください。
