頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)について

片頭痛・緊張型頭痛に悩む女性|横浜駅の整体で慢性的な痛みを改善

当院では、生体力学・運動力学の視点から骨格構造をとらえ、頭蓋インテグレーション療法・クレニオセラピー(自律神経調整法)を用いて全身を対象に施術しています。

頭蓋インテグレーション療法は、頭蓋骨調整を主軸に米国カイロプラクティック・オステオパシーの優れた複数のテクニックを融合した総称です。

施術では、姿勢分析・運動テスト・可動域検査・モーションパルペーション(動的触診)・筋機能テストで、身体の様々な問題点を洗い出すことで、各テクニックの特徴に最も相性の良い手技を組み合わせることで最善の効果が狙うことが可能です。

続いて、片頭痛や緊張型頭痛など、頭痛の種類と特徴、改善アプローチについて解説します。

頭痛の原因と改善方法(緊張型頭痛・片頭痛)

頭痛(緊張型頭痛・片頭痛)の概要

頭痛にはさまざまな種類がありますが、特に多いのが緊張型頭痛片頭痛(偏頭痛)です。日常的に頭痛を感じる人は多く、デスクワークやストレス、睡眠不足などが引き金になることがよくあります。

*医学的には片頭痛の表記が正しいですが、一般的に偏頭痛が多用されていることから両方を表示しています。

緊張型頭痛の特徴

  • 頭全体が締め付けられるような痛み
  • 目の疲れや肩こりを伴う
  • デスクワークや長時間の同じ姿勢が原因になることが多い

片頭痛(偏頭痛)の特徴

  • 片側または両側のこめかみがズキズキと痛む
  • 吐き気や光・音に敏感になることがある
  • 血管の拡張やホルモンバランスの影響を受ける

頭痛の原因とカイロプラクティック・オステオパシーの視点

カイロプラクティックの視点

カイロプラクティックでは、頭痛の主な原因として頚椎(首の骨)の歪み神経圧迫に着目し対処します。

  • 上部頚椎(C1・C2)の変位 :血流や神経の働きを阻害し、頭痛を引き起こす
  • 後頭骨の変位(Occ)の後上方変位:後頭環椎関節の緊張がさらに脳循環に影響
  • 猫背やストレートネック :筋肉の緊張が続き、緊張型頭痛の原因のひとつ

オステオパシーの視点

オステオパシーでは、筋肉・筋膜・血流(動脈)の滞りに着目して対処します。

  • 頭蓋骨の微細な動きの制限:脳脊髄液の循環が悪化し、偏頭痛を助長する
  • 頚部の内頸動脈、椎骨動脈の循環:首・頭部筋の緊張が脳循環へ影響
  • 内臓の不調が頭痛に影響:肝臓や消化器系の働きが悪いと片頭痛を引き起こす

頭蓋療法クラニオセラピーの視点

頭蓋療法では、頭蓋骨と仙骨のリズムの乱れと脳脊髄液に着目して対処します。

  • 脳脊髄液の流れを調整し、神経の圧迫を解消
  • 自律神経のバランスを整え、ストレス性の頭痛を軽減

一般的な対処法とその違い

内科・脳神経外科での対応

  • CT・MRIなどの検査
  • 薬物療法:鎮痛剤、筋弛緩剤、抗うつ剤等の処方
  • 生活習慣、運動、ストレス管理の指導
  • 食事(カフェイン、アルコール)の指導

接骨院・マッサージでの対応

  • 電気治療、温熱療法、光線治療
  • マッサージ、ストレッチ

一般的な整体での対応

  • 筋肉のもみほぐし
  • ストレッチや体操の指導
  • 首のマニピュレーション

頭蓋療法クレニオセラピーによるアプローチ

当院では、緊張型頭痛や偏頭痛に対し、カイロプラクティック・オステオパシー・頭蓋療法クレニオセラピーを組み合わせた施術を行います。

  1. 筋骨格系の調整(矯正)
    • 上部頚椎(C1・C2)のバランスを調整し、血流や神経の働きを改善
    • 猫背やストレートネックの改善により、肩こり・首の緊張を軽減
  2. 頭蓋骨・自律神経の調整
    • 頭蓋骨の動きを整え、脳脊髄液の流れをスムーズに
    • 交感神経・副交感神経のバランスをとり、ストレス性の頭痛を軽減
  3. 生活習慣のアドバイス
    • 頭痛を悪化させない姿勢や習慣の提案
    • 自宅でできるセルフケアを提案

頭痛(緊張型頭痛・片頭痛)のまとめ

緊張型頭痛や片頭痛は、単なる一時的な症状ではなく、骨格の歪みや自律神経の乱れが深く関わっています。特に後頭部と上部頚椎が重要なポイントです。薬に頼らず根本的に頭痛を改善したい方は、ぜひご相談ください。